今日は、七草粥の日です♪
2022.01.07
1月7日は、中国から伝わった1年を区切る五節句のひとつ「人日の節句」という行事が行われる日で、
この日に7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願った風習が日本に伝わり、「若草摘み」や
「七種粥」といった風習と結びつき「七草粥」に変化していったそうです。
<七草についてご紹介します♪>
①せり(芹)
「競り勝つ」という意味があり、免疫力を高める作用や食欲増進効果がある。
鉄分が多く造血作用もあり、貧血予防も期待できる。
②なずな(薺)
「なでて汚れをはらう」という意味があり、ペンペン草とも呼ばれる。
利尿作用や解熱・解毒作用があり、ビタミンKが豊富に含まれる。
③ごぎょう(御形)
「仏様のからだ」という意味があり、鎮咳作用のほか、喉の炎症や気管支炎に効果があるとされる。
ハーブティーとしても良く飲まれる。
④はこべら(繁縷)
「繁栄がはびこる」とされ、子孫繁栄の願いがこめられている。
胃炎や歯槽膿漏、虫歯予防に効果があるとされ、天然の歯磨き粉とも言われる。
⑤ほとけのざ(仏の座)
仏様が座る安座に似た葉のつき方から「仏の座」と呼ばれる。
胃腸を整え、高血圧の予防が期待できる。
⑥すずな(菘)
かぶ(蕪)のことで、「神を呼ぶ鈴」という由来がある。
根の部分には、消化を助けてくれるアミラーゼが多く含まれ、胸やけや胃もたれ予防に効果的。
⑦すずしろ(蘿蔔)
大根のことで、見た目の白さから「汚れのない純白さ」を表すとされる。
血栓予防作用や消化不良の解消に良いとされる。
七草粥で、お正月料理で疲れた胃腸を労り、1年の無病息災と健康長寿を願いましょう。
新しい年が皆様にとって、より良い1年となりますように♪