ウクライナの民話「てぶくろ」に平和への願いを込めて
2022.07.07
日本でも長く読み継がれている、人気の絵本「てぶくろ」。
[エウゲーニー・M・ラチョフ え / うちだ りさこ やく / 福音館書店]
おじいさんが雪の森で落とした手袋に、ネズミやカエル、キツネやクマなどが次々とやってきて、力の強い弱い、体の大きい小さいに関係なく、みんな仲良く譲り合いながら、一緒に手袋の中でひと時を過ごす、というウクライナの民話です。
まさに平和の象徴ともいえるこのお話が生まれたウクライナが、今戦禍に見舞われ、子供たちの平穏だった暮らしが奪われています。
家族や友達と離れ離れになり、身体的にも精神的にも苦しみながら、それでも懸命に生きる子供たちの力に少しでもなれればと、会社として売上の一部を寄付する形で支援をしております。
避難を続ける子供たちが、1日でも早く「てぶくろ」のお話のように、心穏やかに笑って過ごせますように、富山から祈っております。